「聞いて効いて」:「ニュートリション運動推進会議」発足、栄養について考え実践
いろいろな食物や栄養に関する情報が氾濫するいま、一人ひとりが積極的に栄養(ニュートリション)について考え、実践しようと呼びかける団体「ニュートリション運動推進会議」(東京都中央区、電話03・3541・6362)が発足した。
「栄養の取り方は人それぞれ。健康の価値観・ライフステージ・健康状態・好みなど、選択肢が多い栄養だからこそ、自分にとって良いこと、いまの自分になじむものを選び取る、という意識が大切です。それには健康な人にも、病気を持った人にも、大人にも、子供にも、一人ひとりに栄養の専門家が必要。栄養の知識を与えてくれる、栄養価の高い食べ物を提供してくれる、選択肢を示しアドバイスしてくれるサポーターたちとの関係を作り、おいしく健康な食生活を実践しましょう」と同事務局の廣瀬瑞穂さん。
同事務局では今年10月1日からの一週間を、「ニュートリション・ウイーク」と称し、シンポジウムやウオーキング大会など、栄養からの健康運動を企画している。