ヘルシートーク:タレント・松本伊代さん
松本伊代さんは、育ち盛りの12歳、9歳の男の子のママ。スポーツマンで知られるご主人、タレントのヒロミさん含めて男性陣3人の食事作りと、忙しい仕事の両立はさぞ大変と思われるけれど…。「バナナフォーラム」トークセッション周辺のほんわかトークは、毎日を本当に楽しんでいる様子。ちょっと聞いてみよう。
●バナナ、家中で大好きです
ウチは家中でバナナ、大好きなんですよ。私はちょっとお腹がすいて、ごはんまでは食べたくないけれど、でも何か食べなきゃという時によく食べます。ヒロミさんがゴルフへ行く時にも、子供たちが野球の練習に行く時も、「バナナ持っていく?」って聞いて。喜んで持っていきますよ。
きょうは朝ごはんにバナナがいいというお話を聞いて、本当に勉強になりました。朝食は必ず作って食べます。子供には何が何でも食べさせて…です。ごはんにお味噌汁が定番ですが、バナナにコーンフレークの時もあります。上の子は痩せ形で、野球をやっているからかとにかく「大きくなりたい」というので、ごはん粒を食べさせた方がいいかなって固定観念がありましたが、「脳を活性化させるなら朝、バナナをよく噛んで食べて、そして朝日に当たる。歩いたりするともっといい」という竹内先生のお話を聞いて、びっくりです。何となく「バナナにコーンフレークは、ちょっと手抜きかなあ…」という思いがあったんですね。でもこれを聞いたから、自信を持って出せます(笑)。
●ヒロミさんのダイエット、ササミと野菜で
私はすごく野菜・果物が好きで。最近はニラ・豆腐・油揚げのお味噌汁をよく作ります。それに大根を入れることもあります。子供2人ともありがたいことに野菜好きで。ピーマンだけはちょっとダメかな、でもあとはニラでも何でも食べます。ニンジンも小さい時から生でポリポリ食べてました。ひじきや切り干し大根などの煮物も大好きで、助かってます。
ヒロミさんは毎晩家で食べるわけではないので、普段の食事はやはり子供中心ですね。でも一時、横腹のお肉が取れなくてダイエットに取り組んだ時は、家で食べてました。夜7時以降は何も食べないようにして。お料理はササミのソテーとかのリクエストが多かったかな。塩コショウかおしょうゆだけで味付けて。あとは野菜。飢えている状態だから、おいしいよって食べてくれましたね(笑)。それから歩いたり走ったり加圧という方法でトレーニングしたりして、絞りました。いまはもう目標を達成したので夜7時までではないですが、昔みたいに夜中に食べることはないです。自分で決めたことはやる人なんです。
●頭の中でお料理ダンドリ、いいんですね!
脳を活性化するお話も伺いました。私が一番頭を使うのは、お料理の段取りですね。頭の中で手順を考えます。まず朝、「起きるのつらいなー」から始まって、「お弁当作りにはあれしてこれして…」、考えててまた寝ちゃったりしますけど(笑)。お仕事がある日は、帰ってからも1時間くらいしかない。また「あれしてこれして」って、結構考えながらやってます。皆さんもそうだと思いますが、本当に主婦って時間がないですよね。でも頭の中でそうやって試行錯誤するのがいいと聞いて、嬉しいです。そういう時しか頭使ってないかもしれないですから(笑)。
おいしさにおける味覚は30%くらい、あとは匂いや包丁の音、そういう五感全部がおいしさなんだってお話もなるほどなと思いました。息子たちも、ダイニングに入る前から「この匂いは何かな」って考えてるみたいです。で、自分のイメージと違うとガッカリするみたい(笑)。
きょう教えてもらった「バナナの天ぷら」は好きだと思います。絶対作りますね。
◆プロフィル
まつもと・いよ 1965年、東京生まれ。81年に「センチメンタルジャーニー」で歌手デビュー後、ドラマ、CM、ラジオ、舞台で幅広く活躍中。
●バナナの天ぷら
〈材料〉
・バナナ…2本
・揚げ油…適量
衣
卵…………1個
冷水…1カップ
小麦粉…150g
〈作り方〉
(1)バナナは、適当な大きさに切る。
(2)小麦粉をふるい、衣の材料を混ぜる。
(3)バナナに衣をつける。
(4)180度の油で、カラリと揚げる。
(5)粉砂糖やチョコレート、スライスアーモンドなどをお好みでかける。
●バナナカレー
バナナをつぶして1本(4人分)に加える。コクのあるカレーに大変身。何が入っているのかな、というおいしさに。