ブロッコリー 野菜の優等生、茹であがりは自然にさます
ブロッコリーはキャベツの変種で、原産地はイタリアを中心とする地中海沿岸。2世紀頃からローマ人が作っていたと言われる。β-カロテン、ビタミンB群・C・E、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維を含む。中でもビタミンCの含有量は特筆もの。他にマグネシウム、亜鉛、クロム、スルフォラファンなども。有効成分の多さから「野菜の優等生」とも称される。
小さな粒は一つひとつが花のつぼみで、かたく閉じて密集しているほど良品。こんもりとした形をしていて、緑の色が鮮やかなものを。洗う際は、たっぷりの水につけて振り洗いする。茹ですぎは、水溶性の栄養成分を損失してしまうので禁物。また、茹であがりを水に取ると味がボケてしまうので、ザルなどにあけて自然にさます。
保存はポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。野菜室よりもやや低めの4度Cくらいが適温。すぐに使わない場合は、小房に分けて茹でたものを冷凍しても良い。
◆リースサラダ
〈材料・4人分〉
・じゃがいも………………………3個
・ロースハム………………………3枚
・ブロッコリー……………………1/4個
・パプリカ(赤・黄)……………各1/4個
・ベビーリーフ……………………1パック
・レタスまたはグリーンリーフ…1枚
A・「ピュアセレクト マヨネーズ」…大さじ4
A・「瀬戸のほんじお」…………………少々
A・こしょう………………………………少々
・ミックスナッツ…………適量
・「瀬戸のほんじお」……適量
〈作り方〉
(1)じゃがいもは6等分に切り、やわらかく茹でてボウルに入れ、熱いうちにつぶす。ハムは細かく刻む。ブロッコリーは小房に分けて茹で、パプリカは小さいひし形に切る。
(2)(1)のじゃがいもは粗熱が取れたら、(1)のハム、Aを加えてまぜ合わせ、皿に輪になるように盛る。
(3)ベビーリーフ、ちぎったレタスをふんわりのせ、ところどころに(1)のブロッコリーをのせ、(1)のパプリカ、ミックスナッツを散らす。
(4)全体に塩を軽くふる。
*お好みでオリーブオイルをかけても。
レシピ=味の素KK「レシピ大百科R」