オーガニック野菜たっぷりの豚汁 心も身体もあったまりますね。
「12月から霜が降り出すと、畑のにんじんは葉が枯れます。もう成長はしませんが、そこでアミノ酸や甘みをためます。ものすごく寒い時に掘るので、当社では寒締めフルーツにんじんと呼んでいます。糖度は10度以上にもなります」(大和田さん)
豚汁がおいしい季節です。にんじん、たまねぎ、じゃがいも。すべてオーガニック野菜でこしらえて。滋味深い根菜の味がしみわたり、身体が芯からあったまります。
全国の売り場に冬場、オーガニックにんじんをお届けしているレインボーフューチャーの大和田忠さんにお話を伺いました。
*
有機農法を始めて23年、にんじんはその3年後から依頼を受けて着手しました。
ベビーリーフの有機栽培で経験知はあったのに、にんじんの初年度は30アール全滅で出荷できませんでした。土を掘り返して分かったことは、ヨトウムシの害。雑草が好物で、なくなるととにんじんに被害が出る。除草剤を使わない有機農法ではそういうことが起こります。
調べに調べて太陽熱消毒という方法に至りました。太陽熱エネルギーにより地温が上昇することで、雑草の種子や病原菌などを死滅させる防除技術です。梅雨明けからの作業になるので、にんじんの収穫は11~3月の秋冬だけに限定。この方法で15年、展開しています。
有機栽培で安心というだけでなく、何よりもおいしくなくては。そのために当社では肥料を入れず、自然農法に限りなく近い方法をとっています。土壌の微生物に餌を与えて新陳代謝を促し、輪作して連作障害に気を付ける。だからえぐみがない、フルーツのようなにんじんに仕上がります。そのまま放置しても腐りません。自然のように枯れ、しぼんでいきます。
会社を起こした時、この近辺に1ヘクタールの農地を借りました。ご縁を得た販売先の視察を受け、駅までその方をお送りした帰り道、土砂降りの雨が。その雨上がりに大きな虹が出たんです。その虹のように、七色の夢ある野菜をつくる会社にしたい。その思いでいまも実験と研究を続けています。
*
「12月から霜が降り出すと、畑のにんじんは葉が枯れます。もう成長はしませんが、そこでアミノ酸や甘みをためます。ものすごく寒い時に掘るので、当社では寒締めフルーツにんじんと呼んでいます。糖度は10度以上にもなります」(大和田さん)
◆オーガニック野菜を使った豚汁
<材料・4人分>
・じゃがいも……1個
・たまねぎ……1個
・にんじん……1本
・ごぼう……1本
・豆腐……150g
・豚肉(こま切れ)……150g
・長ねぎ(小口切り)……適量
・しょうが(みじん切り)……1かけ
・だし汁(昆布とかつおぶしで取ったもの)……1L
・米こうじみそ(オーガニック)……100g
・ごま油……大さじ1
・酒……大さじ1
●作り方はこちら
https://www.topvalu.net/recipe/detail/2666/
「トップバリュ グリーンアイオーガニック にんじん」
「トップバリュ グリーンアイオーガニック じゃがいも」
「トップバリュ グリーンアイオーガニック たまねぎ」
※季節やエリアにより取り扱いのない場合がございます。
※産地、売価は店頭でご確認ください。
●グリーンアイオーガニックとは
自分のため。家族のため。そして持続可能な未来のために。オーガニックライフをもっと身近に。
化学的に合成された農薬や化学肥料に頼らずに、遺伝子組換え技術を利用せず、環境への負荷をできるだけ減らしてつくられたことを表す有機JASマーク。グリーンアイオーガニックの商品すべてが、この有機JAS認証を取得しています。