漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(189)冬至 「ん」のつくグラタンで運気アップ
●24節気 冬至(12月22日~1月4日)
1年で最も昼が短い日。この時点から日が伸びていくので、古代では冬至が1年の始まりとされていました。太陽が生まれ変わる日、陰から陽に変わる「一陽来復(いちようらいふく)」とも。
この日に「ん」のつくものを食べると運がつくと言われています。かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじん、ぎんなん、キンカン、寒天、うどんが「冬至の七種(ななくさ)」や「運盛り」と呼ばれています。
おいしいかぼちゃはヘタが枯れて乾いていて、皮にはつやがあり、かたく、しっかり重みがあります。カット物は種子がしっかり詰まっていて、果肉の色が鮮やかなものを。
寒い季節に食べたいのがグラタン。「ホワイトソースはちょっと面倒」という時にも、豆腐を混ぜてつくるソースなら手軽に熱々をいただけます。
●ごうんろっきで気象うらない
五運六気・2025年(乙巳年)
主運が水運太過でとても寒いものの、客気が少陽相火で時に寒さがやわらぐかもしれません。
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五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。
◆かぼちゃの豆腐ソースグラタン
寒い冬を元気に乗り切る
エネルギー307kcal たんぱく質22.1g 塩分1.4g(1人分)
〈材料・2人分〉
・かぼちゃ……1/8個
・鶏もも肉(皮なし)……1/2枚
・長ねぎ……1/2本
・まいたけ……1/2パック
・クミンシード……小さじ1
・オリーブオイル……小さじ2
A・木綿豆腐……1/2丁
A・マヨネーズ……大さじ1
A・塩……小さじ1/3
・ピザ用チーズ……20g
〈作り方〉
(1)かぼちゃは種とワタをとって、厚さ1cmの食べやすい大きさに切る。耐熱皿に並べてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱する。鶏肉は2cm角に切り、長ねぎは斜め薄切り、まいたけはほぐす。
(2)クミンシードとオリーブオイルを入れたフライパンを弱火で温め、香りがたったら鶏肉を加えて中火で炒め、火が通ったら(1)の長ねぎとまいたけを加えて炒める。
(3)2つのグラタン皿に(1)のかぼちゃを並べ、(2)をのせる。Aをボウルに入れて混ぜてかけ、チーズをのせてオーブントースターで10~15分、焼き色がつくまで焼く。
●かぼちゃ Pumpkin
【栄養学】β-カロテンやビタミンC、Eを含みます。免疫力を高め、風邪予防の効果があるとされています。
【薬膳学】身体を温め、気を補う食材で、疲労回復に役立つとされています。寒い冬には、胃腸虚弱や冷えやすい体質の方に特におすすめです。
東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 早川宏子(レシピも)











