ほっとコーヒータイム(125)いろいろな名前を持つコーヒーの大親友

2019.03.01 284号 06面

 コーヒー用ミルクには、いろいろな名称があります。

 最もポピュラーなのが「コーヒーフレッシュ」。関西では略して「フレッシュ」と呼ぶ人も多いですね。また、1回分ずつ個包装されていることを意味する「ポーションミルク」。文部科学省が公表する日本食品標準成分表では「コーヒーホワイトナー」と呼び、総務省統計局の全国消費実態調査では「コーヒー・紅茶用クリーム」、一般財団法人流通システム開発センターが管理しているJANコード(商品情報バーコード)を示すJICFS(ジクフス)では「フレッシュクリーム」、このほか「コーヒー用ミルク」「コーヒーミルク・クリーム」などとも呼ばれます。

 これらの和製英語に対し、本来の英語では「creamer」と呼ぶそう。または、「スジャータ取って」など、商品名を一般名称として使う人も少なくありません。ホッチキス、タバスコ、宅急便、セロテープ、QRコードなどと同じですね。

 いずれの呼び方にしろ、コーヒーに加えるクリームは、コーヒーの苦味をやわらげたり、コクやまろやかな味わいを出す役割の食品。もともとは、コーヒー用生クリームの代用品として植物性油脂でつくられ、いまでは乳脂肪や植物性脂肪を用いたさまざまな製品があります。

 これほど多様な名称を持つということは、日本におけるコーヒーの需要拡大とともに発展を遂げてきた証しと言えるかもしれません。

 ●コーヒーフレッシュ「スジャータプレミアム」

 ポーションタイプでは業界初。生クリームをふんだんに使用した乳脂肪45%の贅沢な逸品。8ml×10個入、216円。要冷蔵

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 「スジャータ」とは、長期間の修行に疲れ休息していたお釈迦様に乳粥を差し上げたというインドの娘さんの名前。コーヒーをよりおいしく召し上がるためのフレッシュでありたいという願いが込められています。

 ▼スジャータめいらくお客様相談室 TEL0120・668833(9~18時)

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