ほっとコーヒータイム(135)サイフォン式
Chicken Riderさんによる写真ACからの写真
この頃、光サイフォンでコーヒーを淹れてくれる店によく出会います。サイフォン式はガラス製器具で水の蒸気圧を利用してコーヒーを淹れる抽出方法。いまどきのカフェで見かける光サイフォンは、華やかな光を放つガラス器具の中を液体が上へ下へと行き交い、まるで光と水のマジックショーのよう。ずっと見ていても飽きません。
もともとサイフォン式コーヒーは、1840年にイギリスのロバート・ナピアーという人が考案したとされています。紙や布のフィルターを使うドリップ式に比べ、抽出温度が下がらず高い温度でコーヒーを提供できることと、緑茶や紅茶と同じ浸漬式という抽出方法なので、コーヒー豆の風味を存分に引き出せるのが特徴。その分、えぐみや雑味まで出てしまう可能性も高く、豆の挽き方や抽出時間、熱の加え方などで調整します。
サイフォン式と言えば、喫茶店でマスターが神妙に科学実験さながらガラス機器を操っている印象がありますが、昨今は電気式機器の進化により、カフェや家庭でも気軽に楽しめるようになりました。
高品質アナログ回帰のトレンドで、手に届きにくかった味やサービスが手軽に楽しめるようになるのは、とても楽しいことですね。
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8ml×10個入、200円(税別)。要冷蔵
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「スジャータ」とは、長期間の修行に疲れ休息していたお釈迦様に乳粥を差し上げたというインドの娘さんの名前。コーヒーをよりおいしく召し上がるためのフレッシュでありたいという願いが込められています。
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