特集・食品工場の黄色ブドウ球菌対策:企業事例=雪印メグミルク・品質保証部

2024.11.01 331号 58面
雪印メグミルク 品質保証部食品衛生研究所

雪印メグミルク 品質保証部食品衛生研究所

 ◆企業事例=雪印メグミルク(株)品質保証部 食中毒事故を二度と起こさないための体制づくり
 2000年、雪印乳業(株)大阪工場(発生当時)で製造された低脂肪乳などにより発生した黄色ブドウ球菌を原因とした食中毒事故。発生当時、黄色ブドウ球菌が産生する毒素「エンテロトキシン」を検出する一般的な検査方法は確立されておらず、この事故をきっかけに、02年に厚生労働省が標準的なエンテロトキシンの検査方法を定めるなど、食品製造の衛生管理にも大きなインパクトを与えた

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