写真1 ブロック肉をスライスする前に、肉の表面にアルコールを吹きかけて殺菌
写真3 丸刃と隙間に汚染が蓄積するマルチスライサー ユニットごと入れ替える対策が有効
今回は、前回解説した「重合汚染」の対策について、いくつか紹介する。
●重合汚染対策(1)食材ブロックへのアルコール殺菌
食肉のスライスパックの例だが、スライサーは作業前にアルコール消毒を行う必要がある。しかし、ブロック肉の表面にもある程度の汚染が付着している。そのブロック肉をそのままスライサーにかけると、ブロック肉表面の汚染がスライサー(タンクと刃)に移行してしまう。そし