特集・食品工場の環境対策2025:技術FOCUS4=大川原製作所 「バイオ炭化事業」

2025.08.01 340号 39面
内燃式ロータリー炭化装置「スミキルン」

内燃式ロータリー炭化装置「スミキルン」

外熱式スクリュー炭化装置「マルチヒーティングシステム」

外熱式スクリュー炭化装置「マルチヒーティングシステム」

 ◇食品ロス・廃棄物削減
 ◆(株)大川原製作所 食品工場から排出される残さを炭化して土壌に貯留し脱炭素社会に貢献 「バイオ炭化事業」
 「バイオ炭化事業」は、飲料・食品工場から排出されるバイオマス残さに含まれる炭素を固定化して、その炭素を土壌中に長期的に貯留する取り組みだ。農林水産省は2025年4月に公表した資料で当該事業を「農地施用による地球温暖化対策」と位置付け、農家主体で炭素貯留に取り組むメリットとして、農産物の付加価値

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