京大・長浜市・味の素社、採血1回で疾病予防 AILS発展
疾病の可能性は0.0~10.0の数値で表され、発症リスクはランクA~Cに分けられる。疾患の原因となる生活習慣の乱れを受診者のリスク評価結果に応じて改善するガイドも用意している
血液中のアミノ酸濃度バランスから脳卒中と心筋梗塞の発症リスクを評価する味の素社の「アミノインデックス生活習慣病リスクスクリーニング(AILS)(脳心疾患リスク)」の開発は、産学官民連携で広がる可能性を示すものだ。京都大学と滋賀県の長浜市が協力して構築した「ながはま0次予防コホート事業」から得た約4000例の血液データがあって可能になった。4月1日に発売。2011年から提供を始めたがん用の「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)」と組み合わせ、新たな「アミノイ