東北流通特集:マルト・安島浩社長 原発後遺症のいわきで地域に寄り添うマルト

小売 特集 2015.07.24 11215号 10面
安島浩社長

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小名浜の研修会場

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 マルトは人材教育に多くの時間と金をかけてきた。大卒の採用がままならなかった時代に、高卒社員にトレーニー教育と呼ぶ“義務教育”で、基礎と実践を身に付けさせた。トレーニー取得者が準社員、社員になる。今、彼らが幹部として力を発揮している。マルトグループの業績は順調に推移し、今期売上高840億円、経常利益28億円の予算だ。さらに、20年に1000億円といった目標へスピードを上げて取り組んでいる。一方、いわき商圏は原発事故以降大きく変わり「40年間、原発後遺症が残る中で、地域の方々と

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