中田食品、梅調味液バイオガス発電所が稼働 処理&環境負荷軽減へ

中田吉昭社長

中田吉昭社長

梅調味液バイオガス発電所

梅調味液バイオガス発電所

 【関西】梅干しのトップメーカー、中田食品が和歌山県上富田町に建設を進めていた、調味梅干し製造の際に発生する調味廃液を利用した「梅調味液バイオガス発電所」が竣工し、1日から稼働を始めた。濃度が高い梅調味廃液の処理はコストが高く、梅干し業界の長年の課題だった。中田吉昭社長は竣工式で「地域に数多くある梅干し業者の調味廃液も受け入れて処理できるようになり、処理負担の軽減と梅産業の永続的な発展に貢献していきたい」と語った。(徳永清誠)

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