「Gripマシーン」に挑戦し見事キャッチした松山ケンイチ

　森永製菓は19日、俳優の松山ケンイチを起用した「ウイダーinゼリー」の新CM発表会を東京・港区のスパイラルホールで開催した。松崎勲執行役員ウイダー事業本部長は、松山の起用理由を「日本の復興とこれから力強く生きていくという想いを込めた」とした上で、新CMについては「躍動感と力強さをシンプルに表現した」と説明。さらに、“機械のボタンを押すとウイダーinゼリーが飛び出しつかむ”「Gripプロジェクト」を全国主要都市で実施する計画も明らかにした。新CMは25日から放映している。

　松崎本部長は、「昨年は東日本大震災が発生し、商品生産ができないという状況で、被災地への支援と自衛隊への支援活動を中心に行った。全6アイテムを2品に絞り込んで対応、昨年秋以降に6品体制に戻すことができた」と振り返った上で、今年は「震災でできなかったことに再度挑戦する」との考えを示した。

　新CMの投入に合わせ、全国主要都市で100万人規模の「Gripプロジェクト」を展開する。同プロジェクトは、「ウイダーinゼリー」の握って飲むという飲み方にフォーカスしたもので、“夢”や“気持ち”をつかむという想いを込めて展開する。さらに、「ウイダー」がサポートするプロテニスプレーヤーの錦織圭選手とテニスができるキャンペーンを5月から展開する。

　CM発表会で、松山ケンイチは、「『ウイダーinゼリー』は、片手でエネルギーをチャージできる。生活の中でなくてはならないものだと思う。『ウイダーinゼリー』を片手に、夢や目標に向かって頑張っていただきたい」とコメントした。

　（青柳英明）