クラダシとインフォマート、卸在庫食材など販売 飲食店売上確保取組む

総合 ニュース 2020.04.29 12045号 04面

クラダシとインフォマートは、新型コロナ禍で苦境に立たされる飲食店の売上げ確保に協業し取り組む。飲食店が抱える食材の在庫や取引先の卸が持つ在庫食材を飲食店が販売チャネルとして販売する「レストランマルシェ」プロジェクトを開始する。飲食店と消費者の新たな懸け橋を構築することで、飲食店に「地域のフードマーケット」としての役割を付加する。

新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言が発令され、全国の飲食店が時短営業や営業自粛、休業対応を余儀なくされている。こうした中、事業継続のためにテークアウトやデリバリーなどの対応を開始する企業も増加している。

一方、食品卸・メーカー企業は長期在庫を抱えているのが現状だ。こうした課題を解決し飲食店の売上げを確保する施策として、フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」を活用し、飲食店は、加工食材・乾物などを調達し、一般消費者へ販売を行う「飲食店のレストランマルシェ化」を促す。KURADASHIを利用した売上げの一部を支援基金として飲食店応援に活用する。(青柳英明)

▽レストランマルシェ詳細(URL=https://www.infomart.co.jp/promotion/yell/marushe_202004.html)

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