ヒットの兆し:アサヒグループ食品「ミンティア+MASK」 年間売上げ見込み、4ヵ月で達成

菓子 ニュース 2021.08.02 12270号 01面

 アサヒグループ食品のウィズコロナ時代に対応した錠菓「ミンティア+MASK」が発売からわずか4ヵ月で年間売上げ見込み金額を達成した。錠菓は、コロナ禍に伴う在宅勤務の増加などで喫食機会が減少するなど厳しい環境下にある。同社では、コロナ禍の収束が見えない中、従来の「通勤・通学」などのオンタイムエチケットのリフレッシュ提案に加え、新しい生活様式で高まる「マスク着用時」や「在宅勤務中」のリフレッシュニーズにも対応した新商品や喫食シーンを提案している。

 コロナ禍で「マスク着用」が常態化した中、満を持して3月1日に投入したのが、ブランド初の「マスク着用時」専用商品「ミンティア+MASK」だ。同社企画本部人事総務部広報グループの栗嵜聖史氏は、好調の要因を「マスク着用時をポジティブな時間にするというテーマや目にしみない、香りが広がるという味・商品設計」が支持されていると説明する。

 同品は、発売1ヵ月間の売上出荷金額が、当初見込みの3倍以上で、直近5年間に発売した「ミンティア」のレギュラー新商品の中で最も高いトライアル率を獲得。発売4ヵ月で、年間売上げ見込み額をクリアした。(青柳英明)

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