製パン業界、人手不足対策に本腰 採用多様化、工場ロボット化推進
2025年の製パン業界は、人手不足への対応を急ぐ。15日、東京都内で開催された日本パン工業会の総会後会見で、大手製パンメーカーのトップから人手不足が深刻化しているとの指摘が続いた。各社とも短期的には採用を多様化し、労働力市場で競争力を高めることで人材を確保すると同時に従業員満足度を向上させ、離職率低下につなげる。中期的には商品改廃が激しく多品種を製造するパン工場の生産ラインにはハードルが高いとされるロボットの導入に本腰を入れる。
15日、東京都内で