新田ゼラチン、ハラールゼラチン需要増で食品素材向け供給体制を強化

ニュース 総合 2014.04.04 10988号 02面
高橋真哉部長

高橋真哉部長

 世界的にハラール認証ゼラチンの需要が増加している。新田ゼラチンの高橋真哉品質保証部長によると、10年前には北米で医薬用のカプセルとして使われることが主用途だったが、アジア圏を中心とする新興諸国の経済発展に伴い、ゼラチンを原料とする食品素材の需要が増加し、「年間1000t程度の需要が見込まれる」という。今後、同社グループでは、牛骨由来ハラールゼラチンをグローバルに供給する体制を整え、この強みを生かして事業拡大を目指す。  ASEANではイスラム教徒が多

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