帝人「イヌリン」特集
帝人「イヌリン」特集:イヌリン市場、600億円規模に 飲料・菓子など用途拡大
水溶性食物繊維といえば、日本では難消化性デキストリンが主流だが、グローバルに見るとシェアはイヌリンの方が圧倒的に高い。年平均成長率6.5%といわれる水溶性食物繊維の世界市場規模は1800億円(18年)で、このうちイヌリンは約600億円を占めるとされる。販売地域別のシェア(売上げベース)を見ると、欧州が最も高く、北米、アジアなどと続く。
また、イヌリンの原料となる由来はさまざまあるものの、特にチコリ由来が最もメジャーで市場を席巻している。