「MGScreening」を活用したin vitro試験
◇高い発酵力で腸内環境改善
今、注目されている腸内フローラをいかに活用して、健康な社会の実現に貢献していくのか。この課題に対して、帝人は慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授でメタジェン代表取締役社長CEOの福田真嗣氏とともに、水溶性食物繊維のイヌリンが腸内細菌に及ぼす影響について共同研究を重ねてきた。その結果、チコリイヌリンが酪酸やプロピオン酸、コハク酸など短鎖脂肪酸の産生を促進させる可能性があることを見いだし、発酵力の高さを示した。(藤村顕太朗