近畿大学開発「ブリヒラ」、ベイシアで限定販売 持続可能な水産物提供へ

水産加工 ニュース 2019.07.03 11902号 09面

【関西】近畿大学発のベンチャー企業「アーマリン近大」の関連会社である食縁と、北関東を中心に食品スーパー142店舗を展開するベイシアは、ベイシアマートを除くベイシア全店舗で、1日から、同大学の開発したブリとヒラマサの交雑種「ブリヒラ」=写真(上)=の販売を開始。売り切れ次第終了となる。

ブリヒラはブリのうまみとヒラマサの食感と美しさを併せ持った魚(同大学)。同大学生産の人工種苗を育てた「ブリヒラ」を1万5000尾限定で販売することで、広く消費者に持続可能でおいしい商品の認知を広げる狙いだ。

価格は「サク 100g」=同(下)=398円(税別・以下同)、「お造り 5切」398円、各種セットに1から2貫使用の「生寿司 5貫」 498円。

なお、ベイシアと食縁は17年に「持続可能な養殖水産物の普及に関する協定」を締結し、天然資源を減らすことがない持続可能な水産物の提供に取り組んでいる。(服部泰平)

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