工場訪問:日本水産・鹿島工場 ファインケミカル事業の中核

日本水産の鹿島工場

日本水産の鹿島工場

最終製品のEPA・DHA高濃度油脂

最終製品のEPA・DHA高濃度油脂

 日本水産は19日、成長領域であるファインケミカル事業の中核拠点、鹿島工場(茨城県神栖市)を記者団に公開した。主にイワシやマグロの粗魚油を原料として、EPA・DHAを主成分とするエチルエステルや濃縮精製油などを生産する。医薬品原料として供給するほか、食品素材としても需要が伸びている。同社は07~08年にインフラ投資を重点化し、鹿島工場を含む事業基盤を整備。今後、グローバル市場を見据えた“ニッチトップ商品”の販売・開発に注力する。  同社ファインケミカル

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