CM発表会で右から小栗旬、岡本達也部長、ゲストの天龍

　味の素冷凍食品は、今秋新発売した家庭用冷食「ザ・チャーハン」のTVCMキャラクターに小栗旬を起用し、3日から全国で順次放送を始める。6ヵ月連続の長期オンエアで、同社CMでは主力の「ギョーザ」を抜いて最長となる。9月28日、東京都内でCM発表会を開き、多数のメディアが参集。小栗は「風味がしっかりしている。食べ始めると止まらない」と絶賛した。

　岡本達也執行役員・家庭用事業部長は「冷凍チャーハンは300億円市場で伸長中だが、その周りに600億円の家庭内調理市場と450億円の外食市場がある。この1000億円強の市場を冷食に取り込みたい。CM放映時には店舗導入率が『ギョーザ』と同レベルになる見込みだ。単品でもチャーハンカテゴリーでも、来年までに市場ナンバーワンを狙う」と自信に満ちた表情で述べた。

　CM放映のほか、キャンペーンなど販促活動を重層化する。1日から11月末まで、「ギョーザ」とコラボした“おまたせ！ザ・チャーハン定食！みんなで体感キャンペーン”を実施する。4日からは同社社員による店頭での「50万人お客様アプローチ」を展開する。

　（本宮康博）