岩下食品、「おいしいらっきょう」を新宿駅前で配布 若い世代に訴求
岩下食品は24日、東京・JR新宿駅東南口で「おいしいらっきょう」4000個を無料配布するイベントを開催した。5月中にJR大宮駅前、近鉄名古屋駅前でも実施し、合計1万2000個を配布した。
「おいしいらっきょう」は3月に発売した。ミツカンの「やさしいお酢」とのコラボ商品で、既存品に比べツンと来る酸味が少ない。若い世代が、酢の酸味が理由でラッキョウ離れになっているケースもあると見て、若年層が多く往来する場所を選んでサンプリングした。
6月はラッキョウの旬で、6月6日を「らっきょうの日」と制定したことから、この時期を前に実施した。女子高校生ら若い世代も積極的に手を伸ばし、おいしいらっきょうの試供品を受け取り、写真を撮るなどしていた。
岩下食品営業部門企画開発部の齊藤芽(はじめ)部署長は「“新宿にラッキョウのかぶり物をしている人がいる”“ラッキョウを配っている”と、ツイッターなどで拡散してもらえれば」と述べている。
(小島麻由美)