製粉大手4社決算 減収減益で着地 コロナ禍が業績直撃

小麦加工 決算 2021.05.24 12231号 01面

 製粉大手4社の21年3月期連結決算が出揃った。4社合計1兆3216億0200万円(前年比3.4%減)、営業利益496億6100万円(同6.9%減)と減収減益で着地した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主要事業の製粉、食品などの業務用チャネルの売上げが減少したことが要因となった。家庭用商品が大きく伸長したものの、業務用のマイナスをカバーするまでには至らなかった。
 個別で見ると、日清製粉グループ本社とニップンは減収減益で、昭和産業は油脂食品事業の増

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