タイの牛乳生産、販路拡大目指す 中国など海外市場に注力

タイ酪農振興財団が生産する学校牛乳「ノム・リーアン」=同財団提供

タイ酪農振興財団が生産する学校牛乳「ノム・リーアン」=同財団提供

学校牛乳「ノム・リーアン」を手にする子どもたち=タイ酪農振興財団提供

学校牛乳「ノム・リーアン」を手にする子どもたち=タイ酪農振興財団提供

●財団、学校へ無償配布も

おいしい牛乳のふるさとといえば、さわやかな風の吹く山裾や寒暖の差がある高原といったイメージだろう。刺すような暑さが続く乾期と土砂降りの雨期が繰り返される熱帯では、よもや乳牛は成育不可能。そんな認識を持つ人も少なくないかもしれない。サバンナ気候のタイもそうした酷暑の国。ところが、ここには半世紀を超える乳牛飼育の歴史がある。学校の子どもたちも、その牛乳を飲んで成長を続けている。先頭でかじを取るのは、農業・協同組合省傘下のタイ酪農振興財団。コロナ禍でも新