ミツカングループ24年度戦略
ミツカングループ24年度戦略:吉永智征Mizkan代表取締役社長兼CEO
日本事業は成長戦略を重視します。お酢の健康機能を中心として、新しい使い方や商品の需要を創造します。また、調味料だけでなく、新しいカテゴリーの開発も含めて、健康をテーマとした提案を行います。今までアプローチが足りていなかった単身層、若年層に食の楽しさをしっかりアピールし、新しく調理に参加していただくことで需要創造につなげます。
日本食はアジア地区でも非常に伸びています。アジア事業では、新しい価値提案も含めて、次の5年で大きな成長の固まりにします。日本事業では構造を大きく変えなくてはならないステージに入っています。ターゲット層はファミリーだけでなく、今後増えてくる単身層、今後の大事なお客さまである若年層へのアプローチを強くします。主要メディアになったSNSで、食を楽しむことをテーマに共感性の高いコミュニケーションを深めます。
調理するものだけではなく、健康を意識した即食領域にも力を入れていきます。すぐに食べられて健康につながる商品展開をすることで、お客さまには習慣化していただきたい。次世代のボリュームゾーンである30~50代の健康不安の顕在化に応え、お酢だけではなく、新しいカテゴリーを作っていきます。(中埜社長とも戦略説明会あいさつ、説明パネルから抜粋)