ビール大手4社の12年戦略と11年総括 試練で得た経験生かし「攻め」へ
ビールメーカー大手4社(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー酒類)は13日までに12年の戦略を発表(既報)。全社が前年比プラスの販売計画を立てるなど、“攻め”の姿勢を鮮明に打ち出す内容となった。予期せぬ東日本大震災の発生によって商品供給を一部絶たれるなど試練の年となった11年だが、各社ともに得たものもあったもよう。昨年の経験を踏まえ、新たな年に臨むメーカー各社の、12年の施策と11年の総括をまとめた。 (丸山正和)