キリンビール、グループ最大級キャンペーン「選ぼう ニッポンのうまい!」始動

酒類 キャンペーン 2013.09.11 10892号 12面
キリンビールマーケティングの植木宏社長(前列中央)、山口智充(同右から2人目)と各料理人が市民グルメリポーターと「一番搾り」で乾杯

キリンビールマーケティングの植木宏社長(前列中央)、山口智充(同右から2人目)と各料理人が市民グルメリポーターと「一番搾り」で乾杯

 キリンビールは5日、東京の帝国ホテルで「選ぼう ニッポンのうまい!2013」のキックオフイベントである「大試食会」を開催した。47都道府県の厳選食材が当たる同社グループで最大規模のキャンペーン(対象はビール類、応募期間は9月9日~10月末)。8回目となる今回は、各地の郷土料理や食材の名前を歌詞に盛り込んだ「うまい! 自慢のうた」や著名料理家による特別レシピを作成するなど新しい試みを多数行い、初の応募口数1000万超えを目指す。イベントではタレントの山口智充が「自慢のうた」を初披露したほか、100人の市民グルメリポーターによる各食材のキャッチコピーづくりも行われた。

 植木宏キリンビールマーケティング社長は冒頭、「おいしいものとビールを一緒に楽しんでいただき、日本の皆さんに元気になってもらおうという企画。生産者や行政の方々のご協力を得て、これまでに380以上の“うまいもの”を紹介してきた。今年も全国の小売店頭や料飲店で精いっぱいアピールし、露出を徹底的に増やしていく」とあいさつ。食材紹介の後、和食の中嶋貞治氏、洋食の杉本敏氏、中華の菰田欣也氏といった著名料理人が、それぞれに選んだ食材を使った特別メニューを披露し、山口に振る舞った。その後、山口は47曲ある「自慢のうた」の中から抽選で選ばれた「北海道」「大阪」「広島」の3曲を歌った。

 同キャンペーンは被災地復興応援の「キリン絆プロジェクトとも連動しており、対象商品1本につき1円が東北の農業・水産業の支援に使われる。会場には岩手・宮城・福島の3県を集めた東北応援特別賞コーナーもつくられた。また、営業専門会社であるキリンビールマーケティングの営業社員の声を生かし、流通業約200社を招いた試食会も初めて実施。キャンペーン期間中は「自慢のうた」のCDやキャッチコピーをフル活用し、店頭での告知を盛り上げる。

 (丸山正和)

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