国分グループ、訪日客を地酒蔵元へ 富裕層向けツアーを収益源に
長期的な低迷に苦しむ日本酒業界の振興に、国分グループが新手を打つ。富裕層の訪日欧米人向けに、料金100万円を超えるラグジュアリーな酒蔵ツアーを提案。増加を続けるインバウンド客を各地の蔵元へ呼び込み、地酒銘柄の認知向上と消費拡大につなげたい考え。11月27日に東京・福生でテストツアーを行い、旅行代理店などから好評を得た。来春の本格スタートを視野に入れる。
日本酒市場は1973年をピークに漸減トレンドにあり、特に中小の地酒蔵元はコロナ下での飲食店離れが











