片栗粉特集

片栗粉特集:全国片栗粉組合・川井清光東京支部長 割り当て消化で価格競争発生か

農産加工 2020.10.05 12127号 10面

 流通各社の合併や資本・業務提携が進む中、19年の東日本の片栗粉業界は比較的動きの少ない年だった。しかしながら、10月の消費増税による景気の落ち込み、また年明けからの新型コロナの影響で先行きの見えない状況下、消費者の低価格志向は依然続き、今後も流通各社から価格圧力は続くと思われる。
 原料面では今年度も割り当てが継続され、そのことも業界の穏やかな動きの要因となっていると考えられる。現時点では巣ごもり特需の影響で量販店向けの片栗粉は好調だが、一方で業務用

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     新型コロナウイルスの感染拡大で家庭内食が定着する中、片栗粉の販売が伸びている。家庭用では売れ筋が大容量に移行する動きがある一方、業務用は外食の客足が戻らず厳しい状況が続く。(三井伶子)

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