安全と品質で飛躍を図るタイフルーツ(1)果実の女王マンゴスチンは世界輸出8割占める

生鮮食品 連載 2009.04.17 10142号 03面
繊細な甘さと香りのマンゴスチン

繊細な甘さと香りのマンゴスチン

マンゴスチン100%ジュースを勧めるラヨーン県農業振興局のパリチャット・シヴィパットさん

マンゴスチン100%ジュースを勧めるラヨーン県農業振興局のパリチャット・シヴィパットさん

 南国の太陽の恵みを受けて育つタイの農作物。とりわけフルーツは種類も多く味わい豊かだ。同国は日本にとって第7位の貿易相手国(06年財務省貿易統計)であり、主要な投資先(第7位、ASEANではシンガポールに次ぐ第2位)でもある。07年4月にはシンガポール、メキシコ、マレーシア、フィリピン、チリに続く6ヵ国目のEPA(経済連携協定)を締結し、日タイ双方9割以上の貿易品目を自由化した。中でもマンゴー、パパイヤ、ドリアン、マンゴスチンなどの熱帯果実は即時の関税撤廃措置がとられ、日本で

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