カゴメ、「野菜をとろうキャンペーン」強化本部長に平野レミ氏

調味 キャンペーン 2021.02.01 12181号 07面
強化本部長の平野レミ氏を起用したTVCM「野菜のビタミンAと免疫」篇

強化本部長の平野レミ氏を起用したTVCM「野菜のビタミンAと免疫」篇

 ●野菜摂取の大切さ楽しく発信

 カゴメは野菜不足の解消を目的に展開する「野菜をとろうキャンペーン」の強化本部長として、料理愛好家の平野レミ氏を1月から起用している。1月25日からは平野氏を起用したTVCMの「野菜をとろう べジチェック」篇、「野菜のビタミンAと免疫」篇を放映している。今後、平野“強化本部長”を起用したTVCMやSNSなどのさまざまなメディアや店頭ツールなどを通じて、野菜摂取の大切さを楽しく、分かりやすく発信していく。

 同社は日本の野菜不足解消を目的に、2020年1月から「野菜をとろうキャンペーン」を推進している。厚生労働省が推進する「健康日本21」では、成人1日当たり野菜350gの摂取が推奨されているが、平成22年~令和元年の「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)では平均約60g不足している現状がある。その一方で、同社が実施した野菜摂取実態調査では、1日の野菜摂取目標量350gを正しく認知している人はわずか16%だったという。

 同キャンペーンでは「野菜をとろうあと60g」をスローガンとして、一人でも多くの人に、従来の摂取方法にはとらわれない、前向きで楽しい野菜摂取方法を提案している。

 TVCMの「野菜をとろう べジチェック」篇では、野菜摂取量推定機「ベジチェック」を活用し、自身の野菜不足を自覚する模様を紹介する。「野菜のビタミンAと免疫」篇では「野菜のビタミンAは免疫力の維持につながる」という免疫と野菜の関係を、アニメーションとともに平野強化本部長が分かりやすく紹介するTVCMとなる。

 強化本部長に就任した平野氏は「日本人の野菜摂取量が10年も変わらず、まだまだ足りないということは大きな問題だと感じている。そんな中で、カゴメが『野菜をとろうキャンペーン』という活動を行っていることを聞き、私も少しでもお役に立てられたらと思った。責任あるポジションだが、野菜不足の現状を知ってもらうとともに、レシピや野菜の健康価値などを、私だからこそできるアプローチで楽しみながら、しっかりと伝えられたら」とコメントしている。(本吉卓也)

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