ごま油、需要増・供給難に直面 消費活発もメーカー大打撃 調達コストが急増

 ごま油市場が、需要増と供給難のはざまで揺れ動いている。生食による調味料用途で消費が活発に動いている一方、円安時の仕入原料での搾油が今夏からスタート、参入メーカーは大打撃を受けている。10月から、かどや製油・竹本油脂が年間2度目の値上げを行うが、調達コストはこれを上回るスピードで上昇。適正価格が実現しない場合、国内搾油全般が不可能となるレベルにまで達しており、伝統産業は歴史的なターニングポイントを迎えている。=関連記事4面  (村岡直樹)