キユーピー、20年11月期は業務用需要減 家庭用、国内外で伸長

調味 決算 2021.01.22 12174号 03面

 キユーピーの20年11月期連結決算は、新型コロナの影響を受けた業務用商品の需要減少などによって減収減益となった。内食需要の増加で国内・海外ともに家庭用商品は伸長したが、下期以降も外食や土産向けが低迷。中でも大半が業務用向けであるタマゴ事業は操業度損や鶏卵相場高の影響で大幅減益を強いられ、減益の主要因となった。今期は市場担当制を導入するほか、体質転換を図る新中計を始動(本紙既報)。国内業務用は調味料とタマゴの両事業に経営資源を集中し、伸長分野の強化を図るなど増収増益を図る。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介