日清オイリオグループ「かけるオイル」進化戦略(上)食用油の価値向上・規模拡大を

乳肉・油脂 連載 2022.10.26 12485号 03面
福田純二次長

福田純二次長

 20年秋以降、需要の強さと供給懸念、原料在庫ひっ迫などで原料価格が高騰・高止まりの状況となっているわが国の製油(食用油)業界。22年もウクライナ情勢悪化、急速な為替円安などが追い打ちをかけ、コスト環境は歴史上類を見ないほどに極めて厳しい。これを受け、日清オイリオグループはコストに見合う適正な販売価格形成に努める一方、生活者が食用油に求める健康とおいしさを、二つの重点戦略「かけるオイルの進化」「クッキングオイルの構造改革」を通じて提供することで、食用油の価値向上とさらなる市場

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