キユーピーと日清オイリオグループ、油付きPET循環を 技術・回収の仕組み検証

両社の知見を生かし協働で資源循環を目指す(キユーピーの浜北剛サステナビリティ推進部部長(左)と日清オイリオグループの横山英治環境ソリューション室長)

両社の知見を生かし協働で資源循環を目指す(キユーピーの浜北剛サステナビリティ推進部部長(左)と日清オイリオグループの横山英治環境ソリューション室長)

イオン系8店舗で設置する回収BOX。再資源化に向けた適否確認なども行う

イオン系8店舗で設置する回収BOX。再資源化に向けた適否確認なども行う

洗浄技術や回収システムの検証を通じ、食用油・ドレッシングなどの油付きの使用済みPETの資源循環を目指す

洗浄技術や回収システムの検証を通じ、食用油・ドレッシングなどの油付きの使用済みPETの資源循環を目指す

 キユーピーと日清オイリオグループは、食用油やドレッシングなどの油付きPETボトルの資源循環を協働で進める。油付きPETは清涼飲料などと比べ、汚れを落とす洗浄技術や再生技術、回収システムなどの面で資源循環に至っていない。これを受け、両社では23日、知見を生かした技術検証や効率的なサンプル収集を協働で開始することを発表した。第1段階として11月末まで千葉市内のイオン系8店舗で回収実証実験を行い、25年中にも検証結果をまとめる。
 両社ではかねてPET容器

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