食品ニューテクノロジー研究会講演:摂南大学・井上亮教授

 ●「見えてきた日本人の腸内細菌叢プロファイルと病気との関係」 摂南大学 農学部 教授 井上亮氏
 腸内細菌叢は1000種類以上の腸内細菌が形成する集団であり、構成する腸内細菌のバランスが健康維持に重要であることがわかっている。腸内細菌叢の研究は、2010年ごろ次世代シーケンサーによるメタゲノム解析が導入されたことで飛躍的な進歩を遂げた。
 メタゲノム解析の普及で、ヒト腸内細菌叢の大量かつ詳細なデータが得られるようになると、程な

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