主要大手酒類メーカー平成3年度12月期決算、洋酒は全般に苦戦、焼酎値上げで和酒伸長

酒類 決算 1992.03.09 7345号 4面

大手酒類メーカーの平成3年度12月期(平成3年1月~12月)の決算が出そろった。激しい販売競争がくり広げられたビール系では、キリン、サッポロの二社がそれぞれビール部門で、業界平均を上回る販売数量の伸びを達成、業績を伸ばした。一方、洋酒系は全般的に苦戦を強いられた。主力のウイスキー低迷が響いたもので、ニッカは、前年比一〇・二%の売上げ減。最大手のサントリーも、低アルコール飲料などでカバーしたものの、売上高前年比〇・五%増にとどまった。和酒系では、昨年2~3月にかけて実施した焼酎

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