東北地区食品流通特集 木下信幸・エンドーチェーン常務取締役に聞く
㈱エンドーチェーン(本部‐仙台市)は西友との業務提携により再建に取り組んできた。二二店に及ぶ不採算店を閉め、さらに残る二一店についてはすでに九店のリニューアルを行いその成果ははっきりとあらわれてきている。リニューアルのポイントは生鮮と惣菜の強化である。惣菜の売場は西友の子会社・若菜に全面的に切り替わり、すしロボットも三店に導入された。一方、社内体制の見直しも進み、思い切った本部のスリム化が図られた。「現在の本部人員で五〇店舗を運営できる」(木下常務)といった体制が確立した。来