国産ワイン特集 甲州種、新酒も最高のできに 糖度アップ、生産調整も課題
今年の甲州種は、山梨県果樹生産流通課によると、8月が天候に恵まれたことで糖度は一六~一七%まで上がり、収穫高は平年並みの一万t前後、醸造用の取引価格はキログラム当たり一二〇円から一四五円となった模様。 糖度が上がり酸とのバランスも良いことから国産新酒のできは例年になくよいものとなっており、加えて、大手各社はフルボトル八八〇円に値下げしたことで受注状況は軒並み昨年より一~二割増と好調。輸入新酒がフランスの核実験再開の影響をまともに受けた「ボージョレー・ヌ
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