清涼飲料、最盛期は一昨年並み 明るい見通しで終盤へ
清涼飲料業界の最盛期は、いよいよ終盤に突入した。 これまでの清涼飲料市場の状況を振り返ると、6月は天候に恵まれ前年比五%増。7月は昨年よりも早い梅雨明けで一挙に需要が伸び同一五%増を記録した。8月に入ってからは「7月の早い梅雨明けから仮需、需要の前倒しがあったようで、通常ならば増える盆需要が振るわなかった」(大手飲料メーカー)こと、さらに「昨年過去最高の出荷量を記録した反動が出た」(同)ため、8月前半は一割ほど落ち込んでいるようだが、夏場の最盛期トータ