胃心伝真=林雄二郎氏
高齢化社会走りのころ、昭和30年後半、“高齢化社会をどう迎えるか”をメーンテーマに設置された、厚生大臣の諮問委員会一員に、現・八三歳でお元気な林雄二郎(日本未来学会長)さんがいた。その林さんは先日、札幌で開かれたCWEのテーミスクラブ第一回セミナーで「二一世紀竿頭にたって」と題して基調講演した▼その中で、ヨーロッパ型社会保障は不良老人が増える。日本人は高齢になっても、社会参加意識を持ち、元気盛んな老人が多い。そうした日本型社会システムを真っ向から見据え、老人の居所を与えた形で
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