異物混入事件にどう対応するか・日本食品衛生協会セミナーから:藤田満氏
食品が製造され、流通・販売される過程で、何らかの原因によって腐敗・変敗、カビの発生、異物混入などが発生すると、その一部は保健所に苦情として届けられる。こうした苦情の届け出は、都内の場合例年二〇〇〇件前後で推移していたが、O157事件があった平成8年度以降は二五〇〇件程度に増加し、平成10年度には二七〇四件となっている。 7月・8月のみの処理件数を比べると、平成10年一〇五件、11年一一四件、12年八四三件と、今年は前年比七・四倍で急増している。6月末か
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