勝ち組企業の経営戦法・トップが目指す未来像:ヒロインターナショナル・神藤社長
二一世紀の経営環境は一変した。絶対の信用力を誇った東証一部上場会社とはいえ倒産、吸収合併、消滅は日常茶飯事の時代だ。今、企業に求められるものは規模の大小でなく、中小でもトップの器量と他にない個性・特色を持って強く生き、きらりと光る企業群像は多い。有機栽培バナナの開発輸入をコアビジネスに、世界の果汁を知り尽くしたスペシャリストとして躍進する(株)ヒロインターナショナル(本社=東京都渋谷区、03・3406・1091)もその一つだ。神藤宏昭社長は「技術屋経営者」として、グローバルな