妊婦の飲酒は危険 ASK、FASの100%予防へ“警告表示”求める

酒類 ニュース 2004.03.22 9295号 7面

日本では近年、女性の飲酒が急増しているが、妊娠中の飲酒リスクについては認識が薄い。妊婦の飲酒率が約一八%の米国では胎児性アルコール症候群(FAS)の発症率が一〇〇〇人に一~二人と言われ、日本でも妊婦飲酒率が一八・一%(平成12年調査)に達している現状を重大に受け止める必要がある。 妊婦が飲酒すると胎盤を通じて胎児の血液にアルコールが入り、アルコール代謝能力が未発達の胎児に大きなダメージを与える。飲酒量の多少や飲酒時期にかかわらず飲酒しないことで、アルコ

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