リンゴ減収で加工用の価格高騰、改定には時間も

生鮮食品 ニュース 2005.02.23 9454号 11面

昨年に相次いで襲来した台風の影響でジュースやプレザーブ仕向の加工用リンゴ価格が高騰し、メーカーは苦況に陥っている。各社とも生産開始段階から原料高を見込んで、製品価格の改定を視野に入れて新価格をアナウンスしているが、中国産との兼ね合いもあって希望価格の浸透には時間を要しそうだ。 主産地である青森県の風落被害果は九万三〇〇〇t(同県りんご果樹課)と予想収量四二万三四〇〇t(農林水産省、平成16年8月1日)の約二割に達するなど、深刻な状況にある。青森に次ぐ規

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