2025新春の抱負:日本洋酒輸入協会・磯野太市郎理事長 市場環境改善に貢献

酒類 キーパーソン 2025.01.10 12877号 04面

 洋酒の輸入状況については一時期と比べて落ち着いてきてはいるものの、果実酒の増税、円安、資材費用や輸送費の高騰が商品価格に影を落としており、輸入数量はこの5~6年で約15%減少し、前年比でもマイナスですが、輸入金額は3割弱の大幅な増加となっております。複雑な国際情勢も絡み輸入品のコスト高は続くものと懸念されます。輸入洋酒業界は、決して楽観視できる状況にはありません。
 しかしながら、コロナ禍の意識も薄れ、3000万人を超える訪日外国人数のインバウンド需

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