関西中四国中元ギフト特集2024
関西中四国中元ギフト特集:百貨店 カジュアル伸長 変わる「包装」の価値
親しい人のことを思って贈るカジュアルギフトの拡大とともに、中元の儀礼的な要素は薄れつつある。慣例だった二重包装も「丁寧」ではなく「過剰」という認識に変わり、環境志向の高まりから商品の一部に包装紙を巻く簡易包装が主流となった。包装に対する価値観が変化する中、百貨店各社は紙の包装サービスに代わるに新しい価値提案を始めている。
大丸松坂屋では、簡易包装の推進に加えて商品カタログのリサイクルも実施して環境配慮を強化。昨年の歳暮期は店頭で約1万4000セットの商品カタログを回収し、3