川村和夫社長
明治ホールディングス(HD)は、主力ブランドの商品力向上と伝達力を強化したマーケティング戦略の両面で、収益性の維持・向上を図る。11日、東京都内本社ビルで行った決算説明会で川村和夫社長は、原材料価格は上昇のピークから落ち着いたが、いまだリスクが残る現状を説明。それを踏まえ「既存商品の付加価値を追求し、コストアップに左右されない強い商品力で収益性を向上させる」考えを示した。下期に食品セグメントで増益を図り、通期は期初計画の営業利益860億円達成を目指す。
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